ペイント下地壁紙

 ペイント下地壁紙とは、その名の通り塗装の下地となるクロスのこと。
ヨーロッパで100年以上にわたり愛用されているラウファーザーは紙のパターンとお好きな色の組み合わせでお部屋のインテリアを思いのままに演出できます。また、なんといっても通気性がずば抜けていることでお部屋の結露やカビの発生を抑えます。表面仕上げの塗装には水性でアクリル100%の塗料から選ぶことをお勧めします。
 リフォームやメンテナンスは、その上に塗り重ねるだけです。勿論、他の色に塗り替えることも可能です。塗り重ねは10回程度可能です。
 長期にわたって、張り替える手間が省けるため、ゴミの発生が無く、お部屋の住み心地と環境に優しい材料といえます。

ラウファーザー・チップス

 紙と紙の間に木片をすき込んだ多層抄合紙でできています。凹凸模様による光と影のコントレストはシンプルでソフトな美しさを表現します。
 天然素材で製造された「呼吸する壁紙」です。通気性・吸湿性に優れ、結露やカビの発生を抑えます。さらに、化学物質を使用していませんので、ホルムアルデヒトなどの人体に有害な物質の発生もありません。材料となる紙は再生紙を、木片は間伐材を利用しており、資源の有効活用にも貢献しています。

フリースファーザー

 洗練された模様が、ソフトで優雅な空間を演出します。非常に強靭でしなやかな紙からできており、摩擦や衝撃に強く耐久性に富んでいます。紙の伸縮もほとんどなく貼りやすい材料です。
 紙の凹凸があるので、下地の影響が表面に出にくく、どなたにでも美しく仕上げることが可能です。手あかなどの多少の汚れは、濡れ雑巾で拭きとれます。また、小さな傷であれば、残しておいた塗料でタッチアップすることもでき、メンテナンスが容易です。

ヴァリオフリース

 表面は平らでとてもシンプルな表情です。100%不織布で弾性、表面強度があり対下地クラック性能に優れています。通気性、調質効果があり、ペンキの塗り重ねも10回程度可能ですが、張り替えの際には簡単に剥がせて下地を痛めません。
 また、塗り壁の下地に使用することで塗り壁の下地作りの手間暇かけずにできることでコスト削減と工期短縮が可能となります。